おはようございます。指只です。
昨年6月に全国建具展示会in三重におきまして
三重県建設労働組合執行委員長賞の受賞を記念しまして
愛知県建具組合さんより改めまして、賞状とトロフィーを頂戴しました。
作品は「組子入り硝子戸」
碧南市にあります、別館 焼肉料亭「西村や」様の蔦堂庵の間に納めさせていただきました。
見どころは「地獄組」
組子とは和風建具を造る伝統的木工技術をいい
縦横の格子で形成される一般的な障子は、組子の最もオーソドックスな形と言えます。
正式には、「本捻子組」
組子が上下に捻って組んだように見える形からの名前です。
普通の組み方の倍は時間がかかり、編んだような感じになります。
一度組んでしまうと絶対に抜けたり、外れないため
職人の間では「地獄組」と呼ばれています。
まだ、ボンドがない時代に非常に有効な組み方として用いられていました。
このような、伝統的な技術を次の世代にも伝えていくことができるように
頑張っていかなければと、改めて思いました。