襖の作り替えのご依頼いただき、仏間のしまい込みをご提案しました。
普通の折戸や観音開きの扉では、手前に扉が開きますが、「しまい込み」は扉を開いた状態でスライドさせて、扉を仏間の両サイドに格納することができます。
これによって中の仏壇もよく見え、扉が邪魔になることもありません。
「軸回し」という呼び方で昔からよく用いられる技法で、今では金物を使用することで滑らかな動きが長続きします。